大腸がんリスク検査

大腸がんリスク検査について

なぜ大腸がんのリスク検査が必要なのか?

我が国では、国民の死亡率はがんが最も高く、女性の部位別死亡数では大腸がんが第一位を占めます(厚生労働省「2014年人口動態統計」)。大腸がんは早期であればほぼ治癒可能です(下図参照)が、自覚症状がありません。だから、精度の高いリスク検査が大変重要となります。

大腸がん5年生存率

※5年生存率とは、がんと診断された人のうち、5年後に生存している人の割合のことです。大腸がんのステージ別の生存率をみると、ステージ0やⅠのような早期の段階では、90%以上で治ります。

大腸がんのリスクを予測するとは?

何を検査するのか?

大腸がんの発症により血液中で増減する5種類のペプチドが発見されました。これらのペプチドは大腸がんの病態に関わるタンパク質が特異的なプロテアーゼによって断片化されて生じたものです。ここから複数のペプチドを選抜し、リスクマーカーとして測定します。

どうやって測定するのか?

質量分析器により、リスクマーカーペプチドの濃度を求める世界初の検査法で、これまでの免疫化学法と違い、抗体を使わずに、一回で数十のペプチドを測定できます。

大腸がんリスク検査の評価内容

ProtoKey®大腸がんリスク検査キットを使用し、血中リスクマーカーを測定します。大腸がんリスクインデックス値を算出し、リスクをA、B、Cの3段階で評価します。
(注1)(注2)(注3)

評価A

1000人に1人の割合で大腸がんが疑われます。
がんの発症リスクは低いと考えられ、現在の生活習慣を継続することをお勧めします。

評価B

500人に1人の割合で大腸がんが疑われます。
ステージ0の発症リスクが疑われます。定期的なリスク検査をお勧めします。

評価C

10人に1人の割合で大腸がんが疑われます。
ステージⅠ~Ⅳまでの発症リスクが疑われます。内視鏡検査を含む総合的ながん検診をお勧めします。

(注1)ProtoKey®は株式会社プロトセラの登録商標です。
(注2)本検査は研究用試薬を用いたリスク検査です。
(注3)大腸がんの確定検査ではありません。

検査で何か特別なことをするのか?

検査ですること

この検査では、医療機関に足を運んで採血するだけで、ほかに特別にしていただくことはありません。採血の前に食事を摂っていてもかまいません。ただし、ほかの検査のための採血も兼ねる場合は、食事について医師の指示に従って下さい。

プロトキー検査受診施設

大腸がんリスク検査を受診できる施設につきましては、こちら をご覧ください。